仕事を知る

医師

スタッフ紹介

T.S / 医師

所属:訪問診療部

入職時期:2018年4月

帝京大学病院麻酔科在籍中に訪問診療を経験。退職後当院に入職し、現在は訪問診療科にて一般在宅を中心に訪問診療(内科・ペイン)に努める。

H.T / 医師

所属:訪問診療部

入職時期:2023年4月

横浜国立大学卒業後一般企業へ就職した後、東海大学医学部へ2年次編入学。下越病院(新潟県)、富山県立中央病院(富山県)、かみいち総合病院(富山県)にて内科医員として勤務した後、当院に入職する。

F.R / 医師

所属:訪問診療部

入職時期:2023年9月

大分大学医学部卒業後、自治医科大学付属さいたま医療センター、国立病院機構東埼玉病院(リハビリテーション科・総合診療科)に勤務。その後、慶應義塾大学医学部研究科博士課程(リハビリテーション科)卒業。鉄道弘済会義肢装具サポートセンター附属診療所(診療所長)、東京都リハビリテーション病院(リハビリテーション科)、医療法人社団 悠翔会 悠翔会在宅クリニック春日部(訪問診療)を経て当院に入職

スタッフ
インタビュー

仕事のやりがい、面白み

病院診療では難しい「ご利用者様に寄り添う診療」

病院では当たり前の「クリニカルパス」は、ご高齢のご利用者様にとっては、人間関係が希薄に感じられたり、治療方針に不安を覚えたりする場合もあります。訪問診療では、ご利用者様一人ひとりの要望を丁寧に伺い、より安心して過ごせる環境をつくりあげられる点で、医師としてのやりがいを感じます。
また、病院では難しくても、訪問診療なら実現できることは数多くあります。どちらが良いかはご利用者様の判断になりますが、選択肢の1つとしてこれからますますニーズが増える訪問診療は、学ぶところの多い仕事だと思います。

ライフクリニックの魅力

「訪問診療」と「訪問リハビリテーション」の両輪を提供できる体制がある

立ち上げ当初は訪問リハビリテーションのチームはありませんでしたが、今は訪問リハビリテーションのスタッフの方が多いくらいです。医師についても非常勤を含めて様々な専門医が在籍しており、以前よりも総合力はアップしていると思います。 ご高齢になると、足腰が弱ると共に骨粗鬆症の方もが多くいらっしゃいます。転んで骨折し、そこから寝たきりになって認知症につながる――といったように、悪循環に陥るケースも珍しくありません。そういった事態を防ぐ意味でも、訪問診療と訪問リハビリの両輪で診ていくことがベストだと思っていますし、ライフクリニックではその体制が整っています。

一緒に働きたい方

「助けになりたい」というマインドを持てる方は大歓迎

「困っている人に手を差し伸べたい」と思える方を歓迎しています。訪問診療では自分で通院できなくなった方などが対象なので、その気持ちがとても大切です。患者様やご家族に寄り添い、適切なコミュニケーションを行える方なら、きっとライフクリニックで活躍していただけると思います。
また1日に10件前後の訪問診療を行うため、毎日それを続けるための体力やメンタルコントロールスキルも求められます。院長も「患者様のもとに通うのが我々の仕事」とおっしゃっています。患者様の不安に根気よく向き合い「助けになりたい」というマインドを持つ方をお待ちしています。

仕事のやりがい、面白み

訪問診療は「患者様のより近い距離にいられる」

私は四年制大学を卒業した後、IT系企業や広告代理店への勤務、映像制作業界での独立を経て、37歳で医師になりました。医師を志したのは、TVやモニターの向こうにいる人よりも、もっと身近な人を笑顔にしたいと思ったからです。
医師になった当初は、糖尿病の診療をメインに病院勤務をしていました。その病院では訪問診療も行っており、実際に自分も携わることに。その際、糖尿病のほか脳梗塞の後遺症など慢性的な疾患にもアプローチでき、それが訪問診療に興味を持つきっかけとなりました。
そして現在、私はライフクリニックの医師として通院が困難な方のもとへ定期的に出向き、医療を提供しています。患者様の中には、高齢独居や生活保護など、社会的な背景から医療へのアクセスが難しい方もいらっしゃいます。そのような方が抱えている問題は、通常の病院ではアプローチしにくいケースもあるので、訪問診療の立場から医師、ソーシャルワーカー、スタッフが一丸となって解決できるよう取り組んでいるのです。
また、訪問診療では患者様の「お看取り」をすることもあります。人生の最後をどう締めくくるかは、周りの方にとっても重要な意味を持ちます。亡くなる方やその家族が、「やりきった」「充実していた」と思えるような最期を迎えられるようなサポートも、我々の大事な仕事の一部です。

ライフクリニックの魅力

患者様のご家族にも寄り添い、支えられる

ライフクリニックでは、患者様だけでなくご家族を支えることも大切にしています。訪問診療という特性を活かし、ご家族に納得いただけるようにきちんと時間をとってご説明します。患者様の普段の生活などの背景も感じながら、より一歩踏み込んだ説明や医療的アプローチをすることで、「患者様とご家族、医療スタッフが同じ方向を見る」治療が実現できるのです。
ライフクリニックにはリハビリスタッフや管理栄養士、ソーシャルワーカーもいるので、情報共有をしやすい点も特徴です。医師に対しては、喫煙や食生活についてありのままを話さない患者様もいらっしゃいます。一方で、リハビリスタッフや管理栄養士、ソーシャルワーカーの方は患者様のお話や生活から、事実と異なる点を見つけて報告してくれるので、心強いと感じています。

一緒に働きたい方

人の気持ちを大切にできる人と働きたい

「人と積極的に関われる人」や「患者様の家族にまで興味を持てる人」は、この仕事に向いていると思います。というのも、医療は最終的に「人」へ帰結すると私は考えているからです。人との関わりが大事になる環境で、人の気持ちを大切にできる方と一緒に働きたいと思います。
「あたたかい人」が多いのが、ライフクリニックの魅力です。医師、看護師、ソーシャルワーカー、管理栄養士、リハビリスタッフやその他スタッフも含め、患者様にあたたかい医療を届けていきたいと考えています。

仕事のやりがい、面白み

リハビリから訪問診療、看取りまで、患者様に寄り添いたい

私はリハビリテーションと在宅医療を専門としています。リハビリテーションを志した理由の一つは、父が専門家だったこと。もう一つは、「生活状況も含めて総合的に患者様を診る」ことが学生時代から好きだったことが挙げられます。リハビリテーションの分野なら子どもからお年寄りまで幅広い患者様に関われるため、研修医の頃から熱意を持って取り組んできました。
リハビリテーションを通して患者様の生活がより良いものになり、ご本人の気持ちも前向きになっているなとわかるときは、非常にやりがいを感じます。例えば、以前こんなことがありました。脳腫瘍の手術をした90代の患者様を担当したときのことです。その方は入院中に肺炎や感染症にかかることもありましたが、その治療をしながらリハビリテーションを数ヶ月続けた結果、食事を摂ったり歩いたりできるようになり、最終的にご家族のいる自宅に帰ることができました。リハビリの結果が良かったことはもちろん、「自分はR先生に診てもらっていた。だから、R先生のいる病院に行きたい」と言ってくれたことも嬉しかったですね。
その患者様はしばらく自宅で過ごされた後、残念ながら体調を崩されて入院となりましたが、その時点ではご家族が自宅でのケアに不安を感じており、その後は療養病院で過ごすことになりました。その際、「在宅医療の提案ができれば」と悔やんだ ことを、今でも覚えています。この経験は、私自身が在宅医療を専門的に勉強するきっかけの一つにもなりました。ライフクリニックに入職したのも、リハビリテーションから訪問診療、看取りまでを一貫して行いたいという思いがあるからです。

ライフクリニックの魅力

頼れるスタッフと共に訪問診療に携われる

ライフクリニックにはリハビリテーションを専門とするスタッフが多数在籍しています。どのスタッフも患者様やご家族のニーズに応えようとする意志が強いことは、大きな魅力だと思いますね。もちろん、訪問診療でも同じことが言えます。
ちなみに、訪問診療は医師・看護師・ドライバーの3人がチームで行います。看護師は熟練の方が多く、安心して処置を任せられます。現場でのコミュニケーションが取りやすい点も、働きやすいポイントです。
仕事以外でも、スタッフの明るさが支えになることがあります。例えばお昼どきに、お弁当の買い出しに行くスタッフに「どのお弁当にしようか」と相談するときなどは、和気あいあいとした時間を過ごせます。忙しい中でもふとした瞬間にほっとひと息つけるのはいいですよね。
仕事とプライベートを両立できる点も大きいです。私は入社時に「週4勤務にしたい」と伝えたところ、希望を通してもらいました。そのため、ワークライフバランスを保ちやすい職場だと思います。

「学び」「相談できる」人と働きたい

「助けになりたい」というマインドを持てる方は大歓迎

「在宅医療の取り扱い領域は多岐にわたります。そのため、「知らないことをしっかり学んでいける人」が向いていると思います。
ただ、それと同じくらい重要なのが、わからないことを放置するのではなく、きちんと人に相談すること。私たちは訪問診療を行っていますが、状況によっては患者様に専門家を紹介することもあります。なので、勉強するべきときはきちんと勉強し、対応が難しいことがわかったら必要に応じて他所に助けを求める――そんな対応ができる人と一緒に働きたいですね。
業務で悩むことがあっても、ライフクリニックのスタッフは皆いつでも相談に乗ってくれます。勉強会も月に1回開催されていて、最近では褥瘡(じょくそう・床ずれ) やボトックス注射について意見交換をしました。私自身もリハビリテーションと在宅医療両方の資格を持っているので、相談してくれればいつでも力になりたいと思っています。
ライフクリニックは、無理なく働きながら成長できる場だと考えています。リハビリテーションを学びたい場合や、今よりもっと成長したいと考えている医師には理想的な職場と言えるのではないでしょうか。

一日の流れ

9:00
朝礼
9:10
午前便出発(5~7件訪問)
・緊急往診対応
12:00
帰社・カルテや処方箋の修正
12:30
昼休み
13:30
午後便出発(5~7件訪問)
・緊急往診対応
17:30
帰社・カルテや処方箋の修正
17:40
申し送り
18:00
退社

よくあるご質問

  • Q 訪問診療は1日何件程度でしょうか。

    A:おおむね10件程度でルートを組んでおります。緊急往診などがある際は、12~15件になることもあります。

  • Q 患者様のお宅では具体的にどのような医療処置を行いますか。

    A:患者さまの病状に応じて、幅広く処置を行います。(例:オピオイド、持続麻薬投与、膀胱留置カテーテル交換、人工肛門・気管切開・カニューレ、交換人工呼吸器、在宅酸素、経管栄養、末梢点滴、中心静脈栄養・CV管理・ポート管理、褥瘡、自己導尿、など)

  • Q お看取りも行いますか。

    A:はい、行います。最期までご自宅で…その想いを叶えるために、チームでサポートしてまいります。

  • Q 男女比はどのようになっていますか。

    A:男性医師4名、女性医師2名にて訪問診療を行っております。

  • Q 年齢層はどのようになっていますか。

    A:30~60代の医師が在籍しております。また、幅広い分野で活躍している医師ですので、診療科目が多いことも当院の特徴です。

  • Q どんな疾患の患者様が多いですか。

    A:障害をお持ちの方、加齢に伴う疾患の方、難病をお持ちの方と幅広い疾患に対応しております。

  • Q 在宅経験がないのですが…

    A:大学病院での勤務から在宅医療へ進んでいる医師も多数おります。経験を積みながら、共にサポートしていく体制が整っております。

  • Q 当直もありますか。

    A:当直帯の医師は別に当院におりますので、日勤帯での業務となります。

募集要項

募集職種
医師
雇用形態
常勤・非常勤
業務内容
機能強化型 在宅療養支援診療所からの訪問診療業務です。
給与
常勤:お気軽にお問合せください。※週4日から
非常勤:お気軽にお問合せください。
求める人材
在宅医療に興味のある方、向上心のある方、協調性のある方
勤務時間
9:00~18:00
※日勤のみ ※夜勤・当直はありません。
休日・休暇
土曜日・日曜日 ※現在は祝日も定休日です。
有給休暇、慶弔休暇、夏季休暇(3日)、年末年始休暇(3日)
☆年間休日120日以上+有給休暇
アクセス
JR総武線 錦糸町駅 徒歩8分
都営新宿線・半蔵門線 住吉駅 徒歩8分
福利厚生
社会保険完備、雇用保険完備、住宅手当、扶養手当、退職金制度あり。
業務端末(スマホ・タブレットPC等)貸与
診療に必要な物品や白衣、ポロシャツ、パーカーの貸与