仕事を知る

MSW

スタッフ紹介

Y.T / MSW

所属:診療部

入職時期:2021年7月

スタッフ
インタビュー

仕事内容

「全体の調整役」としてご利用者様の暮らしをサポート

医療ソーシャルワーカーは、患者様のために医師や看護師、他の福祉職の方々など、医療の側面から様々な機関と連携を取る「調整役」です。
病院や地域のケアマネジャーさん、訪問看護さんから患者様をご紹介いただいた後、インテークや契約を行い初診の日程を調整していきます。
また、入院先の病院やかかりつけの医療機関との連携も欠かせません。調整役なので、正確な情報収集と的確な情報伝達が求められる仕事です。

入社のきっかけ

院長のメッセージが自分の想いに通ずるところがあった

祖父が入院中に「家に帰りたい」と言っていたのに最期まで帰してあげられなかった、ということがありました。私は当時、訪問診療などを利用すれば終末期でも自宅で治療できることを知りませんでした。在宅療養支援の仕組みを広げていくことで、人びとが最後まで「本人や家族の想いに沿った暮らし」を送れるようになってほしい――。その想いから社会福祉士になることを決意しました。
資格取得後、就職活動をする中で出会ったのがライフクリニックのホームページです。掲載されていた「院長からのご挨拶」では死生観を考えることの重要性について触れられおり、自分の想いに通ずるところがありました。そしてこの場所なら自分の想いを叶えられると感じたことが入社のきっかけです。

仕事のやりがい、面白み

ご利用者様とご家族の「より豊かな生活」の一助となれる

ご本人やご家族からお話を聞かせていただき、「こうありたい」という想いを汲み取り、自分らしく生きることや納得できる生き方の見つけられるよう医療面からサポートしていきます。想いを支援するためにクリニック内の他の職種や関係機関と連携を図り、医療の視点からご本人とご家族が自分らしく生きる支援を行い医療機関と社会をつなぐ役割を持っています。この仕事のやりがいは多くの人と関わり、感謝の言葉を頂く機会が多いことです。感謝の言葉を頂くと「もっと頑張ろう」と向上心を持つことができます。また様々な角度から物事を捉えていくことで新たな考えや視野が広がることも仕事の面白さの一つです。

大切にしていること

その人に合わせた価値観で話せるように「傾聴」する

自分の伝えたいことを一方的に押し付けないこと、そして自分の価値観で物事を考えないこと――。この2点は常に意識しています。日常会話で、「普通は○○じゃない?」という表現を使うケースがあるかもしれません。しかし「普通」というのはその人の価値観であり、人によって捉え方も違うと思うのです。その人に合わせた価値観で話せるように傾聴し、様子をうかがいながらより適したサポートができるよう心掛けています。
患者様にはご高齢の方が多く、電話でやり取りする際はなるべく短くわかり易い言葉を使うことも心掛けています。どういった場面でも的確に理解・伝達できるように今後もその力を伸ばしていきたいです。

ライフクリニックの魅力

チームで働く良さを実感できる職場

訪問診療と訪問リハビリでチーム医療を実践できるのがライフクリニックの強みであり、魅力です。医師をはじめ、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など様々な専門職が在籍しており、チーム医療で在宅生活を支えることができます。
ライフクリニックの訪問診療は24時間365日サポートできる体制をとっており、患者様が安心して自宅での生活を送れるよう信頼関係を築きながら患者様の生活の一部として関わっていけることもライフクリニックの魅力であると感じています。

一緒に働きたい方

コミュニケーションを大切にされている方

医療ソーシャルワーカーの業務は、様々な業種、患者様ご家族等様々な方と関わる仕事です。多方面で連携をとる仕事であることから、コミュニケーションを大切にされている方と一緒に働きたいと思います。また、医療ソーシャルワーカーには「受容力」が必要だと感じています。自分の考えと相違した考えを持っている人を否定せずにそれぞれの立場や考えを汲み取りそれらを尊重しながら全体の円滑に進めていく段取りを図れる人が医療ソーシャルワーカーに向いていると思いますしライフクリニックで活躍して頂けると思います。

一日の流れ

9:00
朝礼
09:30
電話対応
10:00
事前訪問(契約・アセスメント等)
11:30
帰社・サービス調整・相談・電話対応
12:00
昼休み
13:00
電話対応・調整業務等
13:30
事前訪問・退院前カンファレンス
への参加等
15:30
帰社・新規書類作成
・サービス調整業務
17:40
申し送り
18:00
退社

よくあるご質問

  • Q 福祉施設での経験しかないのですが勤務は可能ですか。

    A:はい、可能です。相談業務の経験を活かしながら、医療の世界で共に歩んでいける人財育成を目指しております。

  • Q 在宅でのMSW業務のイメージがつきづらいです。そのような業務内容なのでしょうか。

    A:在宅医療におけるソーシャルワーカーの仕事は、前方支援から後方支援まで多岐に渡ります。例えば、介入が決定する前の相談業務、契約、アセスメント、退院がほぼ決定した方の退院前カンファレンスの参加、在宅医療の初診日(退院日)に前乗りをして最終調整業務、やむを得ない理由での入院支援(病診連携)などを行います。

  • Q 相談業務以外にも行うことはありますか。

    A:他の職員がお休みの際などに、診療同行をお子合うことがあります。診療同行とは、医師に同行するアシスタント的要素の業務です。医療行為は医師が行うため、バイタル測定など、他職員のアドバイスや経験を積んでいけば現場にもすぐに慣れることができます。

  • Q 夜勤はありますか。

    A:現時点で当直や夜勤はございません。毎日の出来事を当直帯に申し送ります。

  • Q 担当者会議や退院前カンファレンスにもたくさん参加するのですか。

    A:医療と介護の連携にも重点を置いているため、担当者会議やカンファレンスなどにも積極的に参加をし、地域との根強い信頼関係を構築することも大切にしております。

  • Q 事前訪問などの訪問件数はどのぐらいですか。

    A:おおよそ午前1~2件・午後1~2件となっております。。

  • Q 研修などはありますか。

    A:訪問診療部主催の勉強会がない外部向けに2~3か月に1回あります。また、内部では症例検討を訪問リハビリテーション部と一緒に月1回、医師も交えて行っております。

  • Q 資格の要件はありますか。

    A:社会福祉士の資格保持者が望ましいですが、ご経験などによりご相談に応じることが可能です。

  • Q グループ内に他の病院や会社はありますか?

    A:グループ内には当院の他に居宅介護支援事業所があり、グループ内外の看護・介護・地域と連携し、城東地域で総合的な医療・福祉の提供を目指しています。。

募集要項

募集職種
社会福祉士
※介護支援専門員があればなお可
雇用形態
常勤・非常勤
業務内容
機能強化型 在宅療養支援診療所からの訪問診療のソーシャルワーカー業務です。
給与
常勤:年棒288万(在宅未経験者)~応相談 ※人事考課:年2回
非常勤:日数は要相談 お気軽にお問合せください。
求める人材
在宅医療に興味のある方、向上心のある方、協調性のある方
勤務時間
9:00~18:00
休日・休暇
土曜日・日曜日 ※現在は祝日も定休日です。
有給休暇、慶弔休暇、夏季休暇(3日)、年末年始休暇(3日)
☆年間休日120日以上+有給休暇
アクセス
JR総武線 錦糸町駅 徒歩8分
都営新宿線・半蔵門線 住吉駅 徒歩8分
福利厚生
社会保険完備、雇用保険完備、住宅手当、扶養手当、退職金制度あり。
業務端末(スマホ・タブレットPC等)貸与
電動アシスト付き自転車貸与※距離による
レインコートの支給や診療に必要な物品の貸与
入職支度金
入職当月に10万円支給 ※事業所規定あり